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薬礼
ふりがな文庫
“薬礼”の読み方と例文
旧字:
藥禮
読み方
割合
やくれい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくれい
(逆引き)
さて
掙人
(
かせぎにん
)
が没してから家計は一方ならぬ困難、
薬礼
(
やくれい
)
と葬式の
雑用
(
ぞうよう
)
とに
多
(
おおく
)
もない
貯叢
(
たくわえ
)
をゲッソリ遣い減らして、今は残り少なになる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
暮の事なので医者の
薬礼
(
やくれい
)
その他がこの内に這入っているのだそうだ。妻に調べさせるとこっちの方は元の通りだと云う。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「それを持っていって
薬礼
(
やくれい
)
を貰っておけ」と得石は云った、「今日の薬礼は『乙』のほうだ」
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
薬礼(やくれい)の例文をもっと
(9作品)
見る
“薬礼”の解説
薬礼(やくれい)とは、江戸時代に医師の診察を受けて薬を処方してもらった患者が医師に払う礼銭のこと。今日の診療報酬にあたる。単に薬代(くすりだい)とも。
(出典:Wikipedia)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“薬”で始まる語句
薬
薬研
薬鑵
薬罐
薬研堀
薬師
薬餌
薬売
薬缶
薬屋
“薬礼”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
二葉亭四迷
中里介山
夏目漱石
吉川英治
山本周五郎