薬師寺やくしじ)” の例文
旧字:藥師寺
仏会ぶつえの歌もはじめは前に引用した維摩講ゆいまこうのときの歌や、薬師寺やくしじに伝わっている仏足石ぶっそくせき歌碑の歌や、百石讃歎ももしゃくさんたんの歌やのように短歌であるが、慈覚大師じかくだいしあたりから後では梵讃漢讃の形にならって
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
法隆寺ほうりゅうじ金堂こんどう薬師寺やくしじの塔は木造建築の耐久性を示す注目すべき実例である。これらの建物は十二世紀の間事実上そのまま保全せられていた。古い宮殿や寺の内部は惜しげもなく装飾を施されていた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
敵味方狐疑こぎの事、並びに薬師寺やくしじの兵城の囲みを解く事
すると堀秀政の旗本、薬師寺やくしじ某は
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敵味方狐疑こぎの事、並びに薬師寺やくしじの兵城の囲みを解く事