“仏会”の読み方と例文
読み方割合
ぶつえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獅子舞は後世になると、もっぱら神社に属してしまったが、これは古くは寺院に属していて、葬礼または仏会ぶつえの折に、用いられたものと考うべきである。
獅子舞雑考 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
仏会ぶつえの歌もはじめは前に引用した維摩講ゆいまこうのときの歌や、薬師寺やくしじに伝わっている仏足石ぶっそくせき歌碑の歌や、百石讃歎ももしゃくさんたんの歌やのように短歌であるが、慈覚大師じかくだいしあたりから後では梵讃漢讃の形にならって
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)