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薫醸
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くんじょう
ふりがな文庫
“
薫醸
(
くんじょう
)” の例文
襟へ落ちる柔かい春の陽、梅の匂いに
薫醸
(
くんじょう
)
された
和
(
なごや
)
かな風、すべてが静かに、平和に、そして一脈の
寂
(
さび
)
をさえ持った情景でした。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
亭は花や珍器に飾られ
翠蔭
(
すいいん
)
しきりに美鳥が啼いていた。はるばる呉から舶載してきた南方の美味
薫醸
(
くんじょう
)
は、どんな貴賓を饗するにも恥かしいものではなかった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薫
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
醸
常用漢字
中学
部首:⾣
20画
“薫”で始まる語句
薫
薫陶
薫香
薫物
薫風
薫々
薫蒸
薫習
薫育
薫陸