“薫化”の読み方と例文
読み方割合
くんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩我慢をして実は堂々たるものの如くよそおって人の前にもこれを吹聴ふいちょうしたのである。感激的教育概念にとらわれたる薫化くんかがこういう不正直な痩我慢的な人間を作り出したのである。
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そういう一箇の人格が他を薫化くんかすることは、後世千年、二千年にも及ぶであろう。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)