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薪小屋
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まきごや
ふりがな文庫
“
薪小屋
(
まきごや
)” の例文
「洗濯物取りに
出
(
で
)
りゃあの雷だね、わたしゃ
薪小屋
(
まきごや
)
に逃げ込んだきり、出よう/\と思ったけンど、如何しても出られなかったゞよ」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
提灯を持って、風呂番の勢吉が、
薪小屋
(
まきごや
)
から出て来た。浴衣を引っかけてその後ろに立ったのが今の男で、この家の主人らしく、四十がらみの苦み走った町人だ。提灯には、朱文字で
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「知れたこと、おれたちは、
御厨
(
みくりや
)
の野武士だ。声をたてると、ぶッた斬るぞ。餓鬼どもの
生命
(
いのち
)
などを取りに来たのではないから、踏みつぶされないように、
薪小屋
(
まきごや
)
にでも引っこんでいろ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又八はその小屋の裏にくっ付いている、
薪小屋
(
まきごや
)
の内へ
抛
(
ほう
)
りこまれた。薪ばかりでなく物置として
沢庵樽
(
たくあんだる
)
だの漬物樽だの、炭俵だのが、積んである。そこへ出這入りするのは、炊事をする小者だった。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薪
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“薪”で始まる語句
薪
薪炭
薪割
薪屋
薪木
薪水
薪雑棒
薪山
薪倉
薪束