薄黄うすぎ)” の例文
あはれ、また、薄黄うすぎなる噴水ふきあげ吐息といきのなかに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
落葉らくえふ薄黄うすぎなる憂悶わづらひを風の散らせば
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
しみらにゆる日の薄黄うすぎうつらふみどり
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
落葉らくよう薄黄うすぎなる憂悶わづらひを風の散らせば
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
すがごとみきたり、瓦斯ガス薄黄うすぎ
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
霜白く、薄黄うすぎ水仙の芽も青く
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
瓦斯の薄黄うすぎが気にかかる。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄黄うすぎなる光の透かし
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄黄うすぎなるなげき沁みゆく
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)