“薄痩”の読み方と例文
読み方割合
うすや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、着がえのなさか、幾度も水をくぐったらしく、ひじ、背筋、折りかがみのあたりは、さらぬだに、あまり健康じょうぶそうにはないのが、薄痩うすやせて見えるまで、その処々色がせて禿げている。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)