“うすや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碓屋50.0%
薄痩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、三月になつて、年米をく時に、稻舂いなつき女たちに間食おやつをやらうと家室さんが碓屋うすやにはいつてゆくと、彼の犬の仔が吠えておつかけた。
春宵戯語 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
けれども、着がえのなさか、幾度も水をくぐったらしく、ひじ、背筋、折りかがみのあたりは、さらぬだに、あまり健康じょうぶそうにはないのが、薄痩うすやせて見えるまで、その処々色がせて禿げている。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)