蕎麦畠そばばたけ)” の例文
ややしばらく互に黙って、とぼとぼと歩いてまいりますと、やがて蕎麦畠そばばたけわきを通りました。それは母親と源とお隅の三人で、しかも夏、きつけたところなんです。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
刈取ったあとの蕎麦畠そばばたけに面した。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)