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蓼酢
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たです
ふりがな文庫
“
蓼酢
(
たです
)” の例文
とうとい処女を
自然薯
(
じねんじょ
)
扱い。
蓼酢
(
たです
)
で
松魚
(
かつお
)
だ、身が買えなけりゃ塩で
揉
(
も
)
んで蓼だけ
噛
(
かじ
)
れ、と悪い虫めら。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
任日上人の句に「
蓼酢
(
たです
)
とも青海原をみるめかな」とあるのは、自分の考えでは、青海原を蓼醋とみなしてそれに云いかけた洒落であろうと思うが、多分海松は蓼醋などで喰べたものであろう。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
蓼酢
(
たです
)
、わさびなどを調味に添え、肉のいかったのを食う。
洗いづくりの世界
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
豐川の鮎の
蓼酢
(
たです
)
など、近來になくうまいものであつた。
梅雨紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
蓼
漢検1級
部首:⾋
14画
酢
常用漢字
中学
部首:⾣
12画
“蓼”で始まる語句
蓼
蓼太
蓼科
蓼白
蓼津
蓼科山
蓼中
蓼庵
蓼蒸
蓼川