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蒔絵輦
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まきえぐるま
ふりがな文庫
“
蒔絵輦
(
まきえぐるま
)” の例文
五条のたもとまで行って、
轅
(
ながえ
)
に
螺鈿
(
らでん
)
がちりばめてある美しい
檳榔毛
(
びろうげ
)
の
蒔絵輦
(
まきえぐるま
)
がやってきたら、そっと、後を
尾
(
つ
)
けてこい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱雀
(
すじゃく
)
のあたりで火事のやむのを待っている
雑鬧
(
ざっとう
)
の中で見とどけた
一輛
(
いちりょう
)
の
蒔絵輦
(
まきえぐるま
)
が、十人ほどの家の子の打ちふる
松明
(
たいまつ
)
に守られながら、大路の辻を西へ曲りかけた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただ
一輛
(
いちりょう
)
の
蒔絵輦
(
まきえぐるま
)
が、路ばたの流れの中へ片方の
軌
(
わだち
)
を落して
傾
(
かし
)
いでいた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
輦
漢検1級
部首:⾞
15画
“蒔絵”で始まる語句
蒔絵
蒔絵師
蒔絵屋
蒔絵盆
蒔絵硯
蒔絵職
蒔絵轅
蒔絵鞘
蒔絵駕