トップ
>
葵山
>
きざん
ふりがな文庫
“
葵山
(
きざん
)” の例文
今から丁度十年ほど前、自分は木曜会の
葵山
(
きざん
)
渚山
(
しょざん
)
湖山
(
こざん
)
なぞいう文学者と共に、やはり桜の花のさく或日の
午後
(
ひるすぎ
)
、あの五重の塔の下あたりの
掛茶屋
(
かけぢゃや
)
に休んだ。
霊廟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それと反対に、生田
葵山
(
きざん
)
氏はまた雷が大嫌ひで、それが少しでもきこえ出すと、顔が青くなつた。新宿停車場で、一度ひどい雷に逢つて、一時気絶したことがあつた。
迅雷
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
この人或日の夕
元園町
(
もとぞのちょう
)
なる小波先生の邸宅に文学研究会あり木曜日の夜
湖山
(
こざん
)
葵山
(
きざん
)
南岳
(
なんがく
)
新兵衛
(
しんべえ
)
なんぞ呼ぶ門人多く相集まれば君も行きて見ずやとてわれを伴ひ行きぬ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
いささか気勢を添へんものと或日
風葉
(
ふうよう
)
葵山
(
きざん
)
活東
(
かっとう
)
の諸子と共に、おのれも市村座に赴きぬ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
葵
漢検準1級
部首:⾋
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“葵”で始まる語句
葵
葵祭
葵紋
葵亭
葵上
葵色
葵橋
葵亭翁
葵宗家
葵前