“葵上”の読み方と例文
読み方割合
あおいのうえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤壺と源氏との関係、源氏十二歳の元服、同時に源氏と葵上あおいのうえとの結婚、などを物語っている。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
桐壺更衣の遺児が光源氏である。源氏は成人して、左大臣家の娘葵上あおいのうえの婿となる。もともと左大臣の北の方は、源氏の父桐壺帝の妹君が降嫁されたのであって、伯母に当るわけである。
反省の文学源氏物語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
柏崎、三井寺、桜川、弱法師よろぼうし葵上あおいのうえ、景清、忠度(囃子)、鵜飼うかい、遊行柳(囃子)
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)