萬古ばんこ)” の例文
新字:万古
し溪谷釣りで、山中の流れを釣り登るのであるならば、一つの釣場から次の釣場迄岩をよぢ上り、山吹のくさむらを踏み分け、思ひもよらぬ萬古ばんこの雪に足を滑らせ
健康を釣る (新字旧仮名) / 正木不如丘(著)
風竹ふうちく萬古ばんこの狸立てりけり春の日暮は愚かなるらし
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)