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萩戸
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はぎど
ふりがな文庫
“
萩戸
(
はぎど
)” の例文
もう
萩戸
(
はぎど
)
の立ててある、庭に面したひと間の前に女中が膝をおいて、おつれさまでございますと中へ呼びかけながら二人を入れた。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「森様、ようおいでなされました」と、お米の姿が、小座敷の
萩戸
(
はぎど
)
へ
透
(
す
)
いて中へ入った。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御寝所の
萩戸
(
はぎど
)
がそろそろと開くではござらぬか、かかる深夜に
御寝間
(
おねま
)
をうかがうとは、必定お命を
覘
(
ねら
)
う刺客などでござろう、ああ危うし、——と思ったらこれはなんと
若殿女難記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“萩”で始まる語句
萩
萩原
萩餅
萩野
萩叢
萩乃
萩寺
萩焼
萩芒
萩垣