“萩野”の読み方と例文
読み方割合
はぎの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萩野はぎのばあさんから、山嵐が、うらなり君のために赤シャツと談判をしたと聞いた時は、それは感心だと手をった。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「お妹は萩野はぎのさんといって、とって二十歳。美しくて優しくて、弁天様の申し子のようなお嬢さんだ」
銭形平次捕物控:126 辻斬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
罵られているのは若い娘で、名は萩野はぎの、十九歳であった。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)