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華歆
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かきん
ふりがな文庫
“
華歆
(
かきん
)” の例文
ところへ、故曹操の
股肱
(
ここう
)
の一人たる
華歆
(
かきん
)
が、許昌から早馬をとばしてきた。華歆来れりという取次ぎに、諸人はみな色を変じて
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
華歆
(
かきん
)
は早速使いを走らせ、魏王の名とその勢力をもって、遠く金城の地から夜を日に次いで華陀を洛陽へ招きよせた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると
華歆
(
かきん
)
が、王朗へきっと眼くばせしたので、帝は
御衣
(
ぎょい
)
の袖を払って、急に奥の便殿へ馳け込んでしまわれた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太尉
華歆
(
かきん
)
、城門校尉
楊阜
(
ようふ
)
、散騎黄門侍郎
王粛
(
おうしゅく
)
たちは、初めから出兵に反対の
輩
(
ともがら
)
だったので、民の声として
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この中が怪しい。
尚書令
(
しょうしょれい
)
の
華歆
(
かきん
)
を呼んでこい」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
華歆
(
かきん
)
は、
后
(
きさき
)
の黒髪をつかんでひきすえ、后が
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
華歆
(
かきん
)
をして御史大夫に。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
華歆
(
かきん
)
が奏した。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“華歆”の解説
華 歆(か きん、永寿3年(157年) - 太和5年(232年1月30日))は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての政治家。字は子魚。青州平原郡高唐県涸河郷(現在の山東省聊城市高唐県固河鎮)の人。当初孫策・孫権に仕え、後に魏の重臣となった。妻は滕氏。子は華表(字は偉容)・華博・華周・華炳(字は偉明)。弟は華緝。孫は華廙・華岑・華嶠・華鑒・華澹・華簡。曾孫は華軼(華澹の子)。また、駱統の生母を側室とした。『三国志』魏志「鍾繇華歆王朗伝」に伝がある。
(出典:Wikipedia)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
歆
部首:⽋
13画
“華”で始まる語句
華奢
華
華美
華魁
華麗
華々
華厳
華表
華車
華客