“草芥”の読み方と例文
読み方割合
そうかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思うに妻も子も尋常無異の人で、善人ではあったろうが、所謂いわゆる草芥そうかいとともに朽ちたものと見える。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すると趙雲はきょのごとき眼をして、張翼の卑怯を叱った。——知らずや汝、むかし長坂ちょうはんの戦に、曹軍八十万の兵を草芥そうかいのように蹴ちらし去ったのは誰であったか——と。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)