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草臥
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くたぶれ
ふりがな文庫
“
草臥
(
くたぶれ
)” の例文
貴方も
草臥
(
くたぶれ
)
、私も草臥、二人で岡の上から眺めていると、遠く夕日が沈んで行くにつれて空の色がいろいろに変りましたッけ。水蒸気の多い夕暮でしたよ。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
なるほど涼しい風は絶えず梢の間から
湧
(
わ
)
き起って軽く人の
袂
(
たもと
)
を動かすのに種彦もいつか門人らと並んで、思掛けない
水茶屋
(
みずぢゃや
)
の
床几
(
しょうぎ
)
に腰を下し
草臥
(
くたぶれ
)
た
歩
(
あゆみ
)
を休ませた。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
由「へえ腰が
温
(
あった
)
まり
草臥
(
くたぶれ
)
が
脱
(
ぬ
)
けます、這入ってお出でなさい」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“草臥”で始まる語句
草臥儲
草臥足
草臥休
草臥様
草臥設