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茨田
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いばらた
ふりがな文庫
“
茨田
(
いばらた
)” の例文
暮
(
くれ
)
六つ頃から、
天満橋北詰
(
てんまばしきたづめ
)
の人の目に立たぬ所に舟を寄せて、先づ橋本と作兵衛とが上陸した。次いで父
柏岡
(
かしはをか
)
、西村、
茨田
(
いばらた
)
、高橋と瀬田に
暇
(
いとま
)
を貰つた
植松
(
うゑまつ
)
との五人が上陸した。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
次に
略
(
ほゞ
)
格之助と同じ支度の平八郎が、
黒羅紗
(
くろらしや
)
の羽織、
野袴
(
のばかま
)
で行く。
茨田
(
いばらた
)
と杉山とが
鑓
(
やり
)
を持つて左右に随ふ。
若党
(
わかたう
)
曾我
(
そが
)
と
中間
(
ちゆうげん
)
木八
(
きはち
)
、
吉助
(
きちすけ
)
とが
背後
(
うしろ
)
に附き添ふ。次に
相図
(
あひづ
)
の太鼓が行く。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
集まつてゐた十二人は、格之助、白井、橋本、渡辺、瀬田、庄司、
茨田
(
いばらた
)
、高橋、父
柏岡
(
かしはをか
)
、西村、杉山と瀬田の若党
植松
(
うゑまつ
)
とであつたが、平八郎の
詞
(
ことば
)
を聞いて、皆顔を見合せて黙つてゐた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“茨田(茨田郡)”の解説
茨田郡(まったぐん)は、かつて河内国・堺県・大阪府にあった郡。
(出典:Wikipedia)
茨
常用漢字
小4
部首:⾋
9画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
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茨田郡次