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若衆形
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わかしゅがた
ふりがな文庫
“
若衆形
(
わかしゅがた
)” の例文
文調は
重
(
おも
)
に
瀬川菊之丞
(
せがわきくのじょう
)
(王子路考)
中村松江
(
なかむらまつえ
)
(里公)岩井半四郎(杜若)の如き
女形
(
おんながた
)
若しくは
市川春蔵
(
いちかわはるぞう
)
佐野川市松
(
さのがわいちまつ
)
の如き
若衆形
(
わかしゅがた
)
を描けるを見るべし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
若衆形
(
わかしゅがた
)
でしたが、人気の立たない家柄もない役者でしたが、
何故
(
なぜ
)
かこの役者が舞台に出ると、私はもう凡ての事を忘れて、魂を抜かれたような、夢を見ているような、心持になってしまうのです。
ある恋の話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
重政がこの絵本にはその他なほ楽屋裏の
新道
(
しんみち
)
に
編笠
(
あみがさ
)
深き
若衆形
(
わかしゅがた
)
の楽屋入りを見せ、舞台のうしろに
囃子方
(
はやしかた
)
腰かけて三味線
弾
(
ひ
)
きゐる
傍
(
かたわら
)
に扮装せる役者の
打語
(
うちかた
)
れるあり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“若衆”で始まる語句
若衆
若衆髷
若衆頭
若衆様
若衆首
若衆揃
若衆立
若衆等
若衆質
若衆連