“苔皮”の読み方と例文
読み方割合
たいひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海水はその緑なる苔皮たいひをして、高く石壁にぢ登らしめ、巍々ぎゝたる大理石の宮殿も、これが爲めに水中に沈まんと欲するさまをなし、人をして危殆きたいの念を生ぜしむ。