芸妓殺げいぎころし)” の例文
帰つて行きましたが、翌朝新聞を見ますると、職工の芸妓殺げいぎころしと云ふ二号題目みだしの二版がある、——アヽ、何故なぜ無理にも前夜一泊させなかつたかと、実に悔恨くわいこんの情に堪へませんでした
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
此の老女をいたはつて下ださい、是れは先頃芸妓殺げいぎころしうたはれた、兼吉と云ふ私の友達の実母です、——老母おつかさん、私は、或は明日から他行たぎやうするも知れないが、少しも心置なく此の令嬢かた御信頼おたよりなさい
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)