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芳江
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よしえ
ふりがな文庫
“
芳江
(
よしえ
)” の例文
芳江
(
よしえ
)
というのは兄夫婦の間にできた一人っ子であった。
留守
(
るす
)
のうちはお
重
(
しげ
)
が引受けて万事世話をしていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
玄関を這入って、外套などをかけてある小さなホールで、ドキドキして立止っていると、一方のドアが開いて、サッと明るい電燈が漏れて、そこから
芳江
(
よしえ
)
の小さい恰好のいい頭が覗いた。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
芳江
(
よしえ
)
」
奇談クラブ〔戦後版〕:12 乞食志願
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
青木愛之助は東京に別宅を持っていて、月に一度位ずつ、交友や芝居や競馬の為に
出京
(
しゅっきょう
)
して、一週間なり十日なり滞在して行く例であった。愛妻の
芳江
(
よしえ
)
は同伴することもあり、しないこともあった。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“芳”で始まる語句
芳
芳香
芳醇
芳町
芳年
芳志
芳紀
芳賀
芳野
芳芬