“色情狂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろきちがい84.6%
いろきちがひ15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧民窟の人々も、淫売婦仲間でも、お春を『色情狂いろきちがい! 色情狂』と呼んだが、そのお春は朝からやつて来て栄一の所を離れないのである。
「もしこの芳香をたてつづけに、四半刻しはんときというものをきいていたならば俺はそれこそ色情狂いろきちがいになろう」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大變たいへんだ。色情狂いろきちがひ。いや、をんな怨恨うらみのあるやつだ……
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
色情狂いろきちがひの前髪の
緑の種子 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)