“索物色情狂”の読み方と例文
読み方割合
フェチシスト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手巾ハンカチはやはり大原の持っていたものでしょう。大原は索物色情狂フェチシストですから、以前その女が店員をしていた頃、取ったのでしょう」
謎の咬傷 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
索物色情狂フェチシストが、女の毛を切るときは、大てい一鋏でポッツリとやるものだ。ところがこの髢を見ると二三本ずつ切ったものを寄せ集めて束にしてある。
謎の咬傷 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
「そう考えた方が至当だ。異性の所持品や毛髪を集めたがる人間を索物色情狂フェチシストというが、大原にもそういう変態性慾があったのだろう。だが待ちたまえ」
謎の咬傷 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)