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艙口
ふりがな文庫
“艙口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ハッチ
80.0%
ハツチ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハッチ
(逆引き)
息も出来ないような風圧に慌てた中野は、つい二三歩ばかり離れた
艙口
(
ハッチ
)
に、やっとのことで飛つくと、無我夢中で船内にころげこんだ。
地図にない島
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
そこでコンナ処に居ては
険呑
(
けんのん
)
だと気が付いたから、出来るだけ深く水の底を潜って、慶北丸の左舷の
艙口
(
ハッチ
)
から機関室に潜り込んだ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
艙口(ハッチ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ハツチ
(逆引き)
何にも事情を知らない私たちは、
艙口
(
ハツチ
)
を上りながら、互に「どうしたのだらう」と云ひ交はしました。
猿
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
埠頭には大きたクレインが三臺も四臺も運び出され、大勢のベレ帽をかぶつた人足どもが、毎日朝早くから日の暮まで、
艙口
(
ハツチ
)
の底から荷物を吊し揚げて倉庫の中へ運んでゐた。
大戦脱出記
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
艙口(ハツチ)の例文をもっと
(2作品)
見る
艙
漢検1級
部首:⾈
16画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“艙”で始まる語句
艙
艙蓋
艙底
艙板
艙梯
艙水
艙牕
艙門
“艙口”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
橘外男
エドガー・アラン・ポー
野上豊一郎
蘭郁二郎
モーリス・ルヴェル
夢野久作
芥川竜之介