“船検”の読み方と例文
読み方割合
ふなあらた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に船津橋をくぐってすぐに左の三角、えびす島の船番所で、川支配の役人から定例じょうれいのとおりな船検ふなあらためをされる。この間が約半刻はんとき
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、船が当家の川番所の前へかかった時に、そち達がいっせいに、船検ふなあらためと称して、中に乗りこんでいる者をはじめ、積荷から船底までくまなくただすことになる。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)