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至順
ふりがな文庫
“至順”の読み方と例文
読み方
割合
しじゅん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しじゅん
(逆引き)
至順
(
しじゅん
)
年間に、わたしは友人と葬式を送った。その葬式の銘旗に「
答刺罕
(
タラカン
)
夫人某氏」としるされてあるのが眼についた。答刺罕は蒙古語で、訳して自在王というのである。
中国怪奇小説集:12 続夷堅志・其他(金・元)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
至順
(
しじゅん
)
年間の事である。
長江
(
ちょうこう
)
に臨んだ
古金陵
(
こきんりょう
)
の地に、
王生
(
おうせい
)
と云う青年があった。生れつき才力が豊な上に、
容貌
(
ようぼう
)
もまた美しい。何でも
奇俊
(
きしゅん
)
王家郎
(
おうかろう
)
と称されたと云うから、その
風采
(
ふうさい
)
想うべしである。
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
至順(しじゅん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“至順”の解説
至順(しじゅん)は、中国・元の文宗トク・テムル及び寧宗イリンジバルの治世で用いられた元号。1330年 - 1333年。
元年5月8日:改元。
4年10月8日:元統に改元。
(出典:Wikipedia)
至
常用漢字
小6
部首:⾄
6画
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
“至”で始まる語句
至
至極
至当
至尊
至誠
至嘱
至難
至當
至宝
至大
“至順”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
芥川竜之介