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至芸
ふりがな文庫
“至芸”の読み方と例文
読み方
割合
しげい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しげい
(逆引き)
人形の関節、胴、首など、要所要所に糸がついていた、紋之助が、神に近い
至芸
(
しげい
)
で、上から糸を操る——正に天下一の竹久紋之助の人形だ。
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
しかし、料理という仕事も
至芸
(
しげい
)
の境にまで進み得ると、まことに
僅少
(
きんしょう
)
な材料費、僅少な手間ひまでなんの苦もなく立ちどころに天下の美料理を次から次と生むことができるものである。
夜寒に火を囲んで懐しい雑炊
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
「ああいいなあ。名人の
至芸
(
しげい
)
だ」安房守は嘆息した。それから大声でやり出した。「俺はもとからの江戸っ子だ。俺の好きなのは平民だ。
勝麟太郎
(
かつりんたろう
)
、これでいいのだ。つめて云うと勝麟だ。 ...
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
至芸(しげい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“至芸”の意味
《名詞》
至芸(しげい)
このうえない芸。最高の芸。芸における極致。
(出典:Wiktionary)
至
常用漢字
小6
部首:⾄
6画
芸
常用漢字
小4
部首:⾋
7画
“至”で始まる語句
至
至極
至当
至尊
至誠
至嘱
至難
至當
至宝
至大
“至芸”のふりがなが多い著者
林不忘
国枝史郎
北大路魯山人