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自涜
ふりがな文庫
“自涜”の読み方と例文
読み方
割合
じとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じとく
(逆引き)
雰囲気の醸成を企図する事は、やはり
自涜
(
じとく
)
であります。〈チエホフ的に〉などと少しでも意識したならば、かならず
無慙
(
むざん
)
に失敗します。
芸術ぎらい
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
自涜
(
じとく
)
化させ、神経衰弱化させ、精神異状化させて、遂に全人類を精神的に自滅、自殺化させた虚無世界の十字街頭に、赤い灯
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
多くの才と知力とが、多くの精練された官能が、一種の恥ずべき
自涜
(
じとく
)
行為のうちに消費されていた。彼らはそのことに少しも気づかなかった。彼らは笑っていた。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
自涜(じとく)の例文をもっと
(7作品)
見る
“自涜”の意味
《名詞》
自涜(じとく)
自分自身を涜すこと。
手淫(オナニー)のこと。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅
“自涜”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
南方熊楠
有島武郎
太宰治
夢野久作