腹腑ふくふ)” の例文
ぞうわずらい、腹腑ふくふを腐らしたような重病人も、麻肺湯まはいとうを飲ますと、須臾しゅゆの間に昏睡して、仮死の状態になります由で、すなわち彼は、とうをとって、腹を解剖ひらき、臓腑を薬洗やくせんして
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)