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腹綿
ふりがな文庫
“腹綿”の読み方と例文
読み方
割合
はらわた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらわた
(逆引き)
「でも、イヤな音でしたよ。人間一人、生命を取られる音というものは、大したことが無いようでも妙に
腹綿
(
はらわた
)
にこたえますよ」
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして、何とも云えぬ醜怪な生きものが、刑事の腕をすり抜けて、鯨の
腹綿
(
はらわた
)
の作る迷路の影へ逃込んで行った。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そこは入り込んだ町で、昼間でも人通りは少なく、魚の
腹綿
(
はらわた
)
や鼠の死骸は幾日も位置を動かなかった。両側の家々はなにか荒廃していた。自然力の風化して行くあとが見えた。
ある心の風景
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
腹綿(はらわた)の例文をもっと
(5作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背
“腹綿”のふりがなが多い著者
高見順
梶井基次郎
正岡子規
江戸川乱歩
野村胡堂