“腰輿(ようよ)” の例文
あれほど心頼みにした天満天神の注連(しめ)とも別れるのは心細く、行先に不安の念を抱く者は多い。天皇は粗末な腰輿(ようよ)を召された。輿(こし)をかつぐ者もないのである。葱花(そうか)鳳輦(ほうれん)とは名ばかりであった。