“脇間”の読み方と例文
読み方割合
わきま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは昔、ゴチック式寺院では、脇間わきまの入口にすえられてる聖クリストフの像の、台石についていたものなのである。
会場からほど遠い、脇間わきまの椅子に掛け、葉巻をくゆらしながら窓の外を見ると、赤い椿の花のうえに雪がつもり、冬には見られない面白い図になっている。
春雪 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
日影も知らぬ脇間わきまでは、ごくありふれた絹のひだ