胡籙えびら)” の例文
孫六は手早く甲胄かっちゅうをつけ、二十四差したる胡籙えびらを負い、重籐しげどうの弓を小脇に抱き、門の上なるやぐらへのぼり、中差なかざしとって打ちつがえ、狭間はざまの板八文字に押しひらき
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
これを抜きとって腰へ差し、胡籙えびらを外して櫓より投げ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)