“背身”の読み方と例文
読み方割合
そりみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対手は唯『さうですか。』と謂ツただけで、別に引留めやうともせぬので、彼は聊か心を安んじたらしく、曇ツて日の見えぬ空を一寸背身そりみになツて見乍ら
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
對手は唯『うですか。』と謂ツただけで、別に引留めようともせぬので、彼は聊か心を安んじたらしく、曇つて日の見えぬ空を一寸背身そりみになツて見乍ら
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)