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背伸
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せのび
ふりがな文庫
“
背伸
(
せのび
)” の例文
「俺の方がよっぽど呆れるよ。そんなに向島が眺めたかったら、縁側に昇って
背伸
(
せのび
)
して見ろ、
梁
(
はり
)
に顎を引っかけると、
丑寅
(
うしとら
)
の方にポーッと桜が見える——」
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は、
先
(
ま
)
ず外から立ってその家の有様を眺めた。古い家で、四角な、そう大きな家でなかった。そして、二階家といっても非常に低くて、
背伸
(
せのび
)
をしたら、二階の内部が往来からでも見えそうであった。
貸間を探がしたとき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「冗談言つちやいけません。いくら
背伸
(
せのび
)
したつて、明神下から向島が見えますか」
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“背”で始まる語句
背後
背
背負
背中
背丈
背戸
背嚢
背向
背景
背馳