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せのび
ふりがな文庫
“せのび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
背伸
60.0%
丈伸
20.0%
背延
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背伸
(逆引き)
私は、
先
(
ま
)
ず外から立ってその家の有様を眺めた。古い家で、四角な、そう大きな家でなかった。そして、二階家といっても非常に低くて、
背伸
(
せのび
)
をしたら、二階の内部が往来からでも見えそうであった。
貸間を探がしたとき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
せのび(背伸)の例文をもっと
(3作品)
見る
丈伸
(逆引き)
若い女は
丈伸
(
せのび
)
をするほど手を延ばして
吊革
(
つりかわ
)
を
握締
(
にぎりし
)
める。その
袖口
(
そでぐち
)
からどうかすると脇の下まで見え
透
(
す
)
きそうになるのを、
頻
(
しきり
)
と気にして絶えず片手でメレンスの
襦袢
(
じゅばん
)
の袖口を押えている。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
せのび(丈伸)の例文をもっと
(1作品)
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背延
(逆引き)
八五郎は
背延
(
せのび
)
をすると、戸袋の上から、泥だらけの藁草履を一足取りおろしました。夜露に濡れて代無しになり、戀の通ひ路に履くやうな意氣な代物ではありません。
銭形平次捕物控:256 恋をせぬ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
せのび(背延)の例文をもっと
(1作品)
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