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肉翅
ふりがな文庫
“肉翅”の読み方と例文
読み方
割合
にくし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくし
(逆引き)
されど、ひとたびその図を見たるものが深山に入れば、たちまち妄覚を起こし、高鼻
肉翅
(
にくし
)
の怪物を幻視することあるは、決して怪しむに足らず。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
ぴんと張り拡げられた薄墨いろの
肉翅
(
にくし
)
のまん中で、毛の胴は異様に
蠢
(
うごめ
)
き、小鳥のような足は宙を蹴る。
蝙蝠
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ぴんと張り拡げられた薄墨いろの
肉翅
(
にくし
)
のまん中で、毛の胴は異様に
蠢
(
うごめ
)
き、小鳥のやうな足は宙を
蹴
(
け
)
る。
蝙蝠
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
肉翅(にくし)の例文をもっと
(3作品)
見る
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
翅
漢検1級
部首:⽻
10画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉身
肉置
“肉翅”のふりがなが多い著者
井上円了
岡本かの子