肉叉にくさし)” の例文
取止とりとめもない思いを辿っているうちに、空気が人いきれで重くなって、人々のさざめきや、皿の音や、酒杯さかずき肉叉にくさしの触れる音や
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
厨夫ちゆうふ庖仕ばうじ肉叉にくさしをもて肉を鍋の眞中まなかに沈めうかぶことなからしむるもこれにかはらじ 五五—五七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)