“厨夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうふ50.0%
いたば25.0%
ちゆうふ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私はね、外国航路の厨夫ちゅうふだったんですが、一度東京の震災を見たいと思いましてね、一と船休んで、こっちに連れて来て貰ったんですよ。」
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
左側の川崎屋の入口には、厨夫いたばらしいわかい男と酌婦らしい島田の女が立って笑いあっていたが、厨夫らしい壮い男はその時広巳の姿を見つけた。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
厨夫ちゆうふ庖仕ばうじ肉叉にくさしをもて肉を鍋の眞中まなかに沈めうかぶことなからしむるもこれにかはらじ 五五—五七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)