“職慤”の読み方と例文
読み方割合
もとよし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に明治七年版の伊藤ゆずる氏訳の『植学略解』には中央総管と記し、同年板の小野職慤もとよし氏訳の『植学浅解』と『植学訳筌』とには上の『植物学』の総管を用い
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そしてこれをそういい出したのは田中芳男、小野職慤もとよしの両氏で、それは明治七年頃である。またタチツボスミレも不要な和名でこの者は万葉歌にもあるツボスミレでよろしい。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そしてそれをそうした学者は当時同局に勤務していた小野職慤もとよし氏であって、畢竟ひっきょう同氏の学力が足らずその真相がよく呑み込めなかったのでそこでその辺の事実を取り間違えたのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)