聖断せいだん)” の例文
お気に入っても入らなくても、虚勢や粉飾ふんしょくに事実を曲げて、聖断せいだんくらくしたてまつるべきではない——と、これは河内を出るときからの彼のかたい胸裏きょうりであった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)