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耳心
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じしん
ふりがな文庫
“
耳心
(
じしん
)” の例文
耳心
(
じしん
)
をすまして聞き惚れると、音色はまぎれもあらぬ宗長流、しらべはゆうべの
山千禽
(
やまちどり
)
である。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「む、いつ聞いても悪くないのう……」さっきから
耳心
(
じしん
)
を澄ましていた一角はひとりで
呟
(
つぶや
)
く。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
深夜、人なき浴槽に身をひたして、こんこんと
噴
(
ふ
)
きだす
温泉
(
いでゆ
)
のせせらぎに
耳心
(
じしん
)
を洗いながら、快い疲れをおぼえていた法月弦之丞は、やがて湯から上がって衣類をつけなおした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障