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耡
ふりがな文庫
“耡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
50.0%
すき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
畑が
耡
(
す
)
けるようになるまで、なんでもござれです。村の課役で石割りもします。薪束もこさえます。ぶどう畑の杭も削ります。
肥車
(
こえぐるま
)
を
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
そこは田に
挾
(
はさ
)
まれた村道で、向うに古い神社の森があり、周囲は青々と麦の伸びた畑や、林や、土を
耡
(
す
)
き返した田などが続き、遠く土を打っている農夫の姿が、二三見えるほかには
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
耡(す)の例文をもっと
(3作品)
見る
すき
(逆引き)
顔はほとんど黒く頭髪はほとんどまっ白で、額から
頬
(
ほお
)
へかけて大きな
傷痕
(
きずあと
)
があり、腰も背も曲がり、年齢よりはずっと
老
(
ふ
)
けていて、手には
耡
(
すき
)
か
鎌
(
かま
)
かを持ち
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
段々雪が融けると、尾が消え、腹が
挘
(
むし
)
られ、
耡
(
すき
)
のような形をして、消えてしまうと語った、白い鳥は消えても、注意して見ると、岩壁
厳
(
い
)
かめしい
赭色
(
あかいろ
)
の農鳥は、いつ、いかなる時でも
雪の白峰
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
耡(すき)の例文をもっと
(3作品)
見る
耡
漢検1級
部首:⽾
13画
“耡”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
ヴィクトル・ユゴー
小島烏水
有島武郎
山本周五郎