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耡
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すき
ふりがな文庫
“
耡
(
すき
)” の例文
顔はほとんど黒く頭髪はほとんどまっ白で、額から
頬
(
ほお
)
へかけて大きな
傷痕
(
きずあと
)
があり、腰も背も曲がり、年齢よりはずっと
老
(
ふ
)
けていて、手には
耡
(
すき
)
か
鎌
(
かま
)
かを持ち
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
段々雪が融けると、尾が消え、腹が
挘
(
むし
)
られ、
耡
(
すき
)
のような形をして、消えてしまうと語った、白い鳥は消えても、注意して見ると、岩壁
厳
(
い
)
かめしい
赭色
(
あかいろ
)
の農鳥は、いつ、いかなる時でも
雪の白峰
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
時としては
耡
(
すき
)
の柄を杖にたのみながら、底なき夢想の
螺旋
(
らせん
)
を徐々に下ってゆくこともあった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
耡
漢検1級
部首:⽾
13画