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老猾
ふりがな文庫
“老猾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おやぢ
50.0%
ろうかい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやぢ
(逆引き)
そこで今の『
美人
(
びじ
)
クリイム』、これもその手に
罹
(
かか
)
つたので、
原
(
もと
)
は貧乏士族の娘で堅気であつたのだが、
老猾
(
おやぢ
)
この娘を見ると食指大いに動いた訳で
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
これはよしんば奴の胸中が見え透いてゐたからとて、勢ひ
辞
(
ことわ
)
りかねる人情だらう。今から六年ばかり前の事で、娘が十九の年
老猾
(
おやぢ
)
は六十ばかりの
禿顱
(
はげあたま
)
の事だから、まさかに色気とは想はんわね。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
老猾(おやぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ろうかい
(逆引き)
第一、ちょっと男振りこそ踏めますが、あの病弱そうな蒼い男が、
老猾
(
ろうかい
)
な御用聞どもを、手玉に取るような離れ業が出来ようはずはありません。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
老猾(ろうかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
猾
漢検1級
部首:⽝
13画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
“老猾”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
野村胡堂