“老殿上”の読み方と例文
読み方割合
ろうてんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、供奉ぐぶの公卿も、若きはあらかた甲冑かっちゅう弓箭きゅうせんをおびて前線へ出払っていたし——吉田大納言定房が牛車くるまをとばしてさんじたほか、老殿上ろうてんじょう十数人、滝口、蔵人のやからなど、寒々さむざむしいばかりである。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)